4日連続で雷様が襲来し、6/30(土)は今年一番の雷雨となりました。積乱雲がもこもこと立ち上り、福島県内はあちこちで注意報警報が乱れ飛び、会津若松市では1時間に120ミリの降雨量となりました。東北北部に梅雨前線がありますので、それとは別に梅雨明けした関東との県境付近から発生していた雷雲です。いわゆる夏のそれです。東北南部が梅雨明け近しの雰囲気になって来ました。これからの季節は直近の雨雲の傾向をつかみながらの川選びになります。
マタタビの白い葉っぱがひらひらと目立ってきました。国道脇でも見かけますし、日当たりの良い場所なら比較的良く目にします。川でもしかり、日当たりの川や林道にはだいたい繁茂しています。真夏並みの暑さと梅雨の湿度の中にいますから、白い葉は涼しげでもあります。奥会津の初夏です。川に立つと季節の移ろいをはっきりと感じられるのは、田舎暮らしの贅沢のひとつですね。
川は雷雨の進路にならなかったのでそれほど増水しておらず、多い程度でした。これが雨で多めなのか、雪代が終わって多めなのか、判断が出来ません。ただ林道の日陰部分や小沢の奥には残雪が見えなかったので、雨による増水かなと推測するしかありません。イワナはもちろんニッコウイワナ。しかしこの川のニッコウイワナは斑点が大きく、魚体は丸く太い。川自体が明るいので、鱒沢川のイワナのような淡い感じになっています。これもgoodです。釣りは定点観測的な現地調査ですが、今シーズン最高の8尾と遊んでもらい、写真の28cmがトップスコアでした。近年は加齢のためか疲れやすいので、自転車の力を借りて時短釣行。帰り道ではマスタケやエノキタケを発見しつつも、すでにイワナに遊んでもらったのでそのままバイバイです。
やまゆき夫婦のインスタグラムは「yamayuki」で検索してみて下さい。