時間が出来たら少しづつ川の状況を見に出かけています。先週末は関東で30℃越えの気温となりましたが、こちら奥会津でも25℃まで気温上昇となり、宿の周囲に雪を見ながらの暑い夏の陽気となりました。冬の積雪は例年よりも3割ほど少なく、どんどん雪解けが進んで川の雪代も終盤を迎えています。舘岩川や標高の高くない川では午後になっても極端には水かさが増えず、ましてやここ数日の気温上昇でも傾向は変わらないところを見ると、どうやらこのまま雪解けが続いて春本番となりそうです。ドライの釣りも解禁と言って良いでしょう。3河川を見て回った印象では、水量は1.5倍ほどで渡渉は苦でなく、#10パラシュートフライにも好反応を示すイワナを確認しています。問題無しですが、間違わない川選びは第一条件になります。
当宿の営業は4/28(土)から再開となります。ドライの釣りもできるし、バッチリですよ。FFの釣り客様も遠慮なくいらして下さい。お待ちしております。早春の美渓は全体的に淡い色調に包まれていて、マイナスイオンが見えるようです。見えるわけないかと思いつつも、そんな気持ちにさせるんですね。落ちる沢水、樹々の芽吹き、枝が跳ね上がる音、鳥のさえずり、ウエーディングシューズが良く滑る枯れ葉。まさに春の到来、1年に1度の感覚は他の季節よりも鮮やかによみがえります。まだ釣り人のまばらな静かな釣り、独り占めですね。昨日(4/22)はイワナ、ヤマメ両方が釣れて、写真を撮ろうとした2尾ともネットから脱走。こんな日もあります。
やまゆき夫婦のインスタグラムは「yamayuki」で検索してみて下さい。