東北南部が梅雨入りしてから1週間、ゆるやかに曇りの日が増え、湿度も高くなって来ました。こうなると気象庁泣かせの予報となり、どちらかというと悪い方の予報が出されて、しかも2時間おきの発表はころころと変更されてしまいます。アウトドア関連のお仕事には辛いものがあります。かく言う自分たちも天気に左右される強い要素を持つ仕事ですから、例外ではありません。
お客様のチェックアウトが済んで、この日はなりゆきの休館日。ただお客様がいなかっただけですが、ここは新規開拓チャ~ンスとばかりに自転車を準備して昼食後からのスタートです。長く暮らしていても、まだまだ未開拓な川はあるんです。午後からなので、未開拓区間をひと歩き。思っていたよりも支流との分岐が早く、その支流の水量が本筋同等の流れだったので、そこでほぼチャレンジは終了。でもそれじゃ時間は余るし何より中途半端なので本筋を上がります。巣立つ前のキジバトに脅かされてたり、キセキレイが飛び交いお邪魔してしまったり、ほぼ手つかずの流れは雪解けと豪雨の跡が残っている。下流部は護岸の修復箇所があり、人家はなくとも森を維持するために工事が必要だったと知らされます。この豪雨は6年前の新潟福島豪雨でしょう。
帰り道はヤマザクラの実が散らばり、小枝ごとバキバキにもがれて、奴の仕業とすぐに分かります。これからはサクランボとクワの実あたりがワサワサされるでしょうね。ワッサワッサと揺すられ、ポリポリぺろぺろされちゃうんだ、きっと。