田畑の雪がもう少しで消えそうです。そうなんだなあ~と車を運転しながら帰宅したら、宿のある会津高原地区はみぞれになりました。国道とは標高差が約300mもあるので、ワンランク上の北国のお天気になっちゃうね。宿のささやかな庭木は雪で枝が折れちゃったし、ちょっとはちゃんと囲っておけば良かった。雪どけの時にはいつものように思う事も、逆に花芽を出したスイセンやシバザクラを見つけると、マイナスな事柄は忘れてしまう。意外と自分はプラス志向なのか!?
春と秋には季節が大きく変わりますね。ついでがあったから漁協の看板の枚数でも確認しておこうと役場へ立ち寄ったら、これまでは見慣れぬカゴが片づけられていた。カゴには危険印。なるほど、これは中型野生動物の捕獲駆除の仕掛けだね。おそらくはハクビシンか。害獣とは害を生したた言うのであろうが、害を生さないハクビシンは聞いた事がない。ハチ箱荒らしのクマ、農作物荒らしのサルとタヌキ、めっためたに穴掘っていくイノシシ、そしてリンゴなど美味い物に食いつくハクビシン。これらが雪国奥会津での害獣の代表格。他にも、カラス・サギ・カワウ・ゲラやノネズミ・テンなんかも時には害を生すが、相手にしてられないというのが正直なところ。もっと最悪なのは人間や観光客。散歩しながら宿の敷地内に入って来て、咲いている花を折って持っていく。なんてこった。この駆除カゴは今年の春にも出番となるのか? 人間に使っちゃダメなのか?