秋のキノコ採り場はもう忘れられています。霜が降って、雪も降って、本当のキノコ採り大好き人間でなければ、ほぼキノコ採りの人を見かけなくなりました。忘れ去られたキノコ採り場には、忘れ去られたキノコが出ています。採り残しのような物ですが、集めていくと意外と収穫は多くなったりします。キノコ採りの残るターゲットはシモフリシメジとナメコがメインでしょうか。それぞれが雑木林とブナ林なので、バッティングしていないというのも良いですね。
秋のハタケシメジも忘れ去られていて、そんな中自分は週1でせっせと拾いに行きます。落ち葉で地面が隠されてしまう晩秋では、これが一苦労となるので、小さい箒を持参になります。霜が降りたこの日はハタケシメジも凍っていて、100均ハサミで切るとシャッキリシャッキリ。箒でハキハキしては地面を下から眺めてシメジを見つけ、ハサミでチョキチョキ。誰もいない枯れ野原で独り占めです。かれこれ1時間の山遊び。もうすぐ冬です。