営業研修から帰還して、盛り上がっているのはプロ野球の日本シリーズ。はっきり言いますが、やまゆき家は楽天イーグルスの一員です。自分の場合は、野球はセリーグならヤクルト、パリーグなら楽天、サッカーは鹿島、イングランドはアーセナルとなります。日本シリーズはナイター中継で行われているので、夕食時に当たりますね。そうなると、キノコのスープと野球観戦、てな具合で過ごしている訳です。
今年のキノコは雨に恵まれすぎてハタケシメジが大豊作でした。わさわさと収穫していたのはつい1ヵ月前の事ですが、11月に入った今でもまだ採れています。落ち葉で見つけにくいですが、身をかがめてキノコ目線で見ていると、ウオーリーならぬハタケシメジがピョコピョコと見つかります。冬に向かい始めた奥会津ですから、これは温まるスープになります。
もうひとつのキノコ、シモフリシメジ。10月末頃から霜が降るような時期になると発生して来ます。シモフリシメジは超美味菌、最上級のシメジに入ります。軸が長く傘が薄い繊細な菌ですが、ひとたび湯をくぐるとその軸がシャキシャキ感を持ち、他のシメジ類にはない歯ごたえがあります。ハタケとシモフリが夕食には大活躍となるわけです。
そんな中秋から晩秋に移り変わる奥会津、遠く会津駒ケ岳は薄く白い雪をかぶり、近くの山々はピークを過ぎた紅葉が濃いめの色に変わって来ました。御日様が出るとパッと輝く風景はなかなかの物ですが、それを見れるのもあと1週間くらいでしょう。季節と共に過ごせる日々は贅沢ですね。それも日常、窓からでも見えるなんて、。