レポートの締めくくりは食べ物の話です。これは釣り旅の重要なファクターですので、要チェックの人も多い事でしょう。北海道という滞在先の土地は変わりませんが、道東からの真ん中から道東の十勝北部に場所替えしただけでも、お店の種類、お店での陳列、お店での値段は変わります。都市では釧路、帯広、北見になりますが、釧路の海産物、帯広の豚肉、北見の焼肉など、それぞれに特徴があるもの。今年は北見は所要を済ましただけでしたが、機会があれば今後食べ歩きに行ってみたいですね。
#1、毎年のド定番は、回転すしの「まつりや」。今年の滞在先は十勝なので、音更店にて食べ歩きの始まりです。今は高速道路が整備されていて、苫小牧港に朝6時に着岸すると十勝には11時には着いてしまいます。驚くべき時間短縮ですが、若い頃に樹海ロードや日勝峠を一生懸命に走って来た思い出は消えません。良く、まあ、道路を造れたものだと感心してしまいます。 #2、さっそくのキノコ採り。釣りに行く川が変わっても河畔林が変わらなければエノキダケは出るだろうと淡い期待を持っていたら、少なからず収穫できました。でも川を吹き渡る風が違うので、大量には収穫できません。すると道内ニュースで、札幌だったか毒キノコ中毒事件発生! ニガクリタケで中毒になり、エノキダケと間違ったとか。死亡例もあるニガクリと美味のエノキは似ても似つかぬキノコなのに、どうやったら誤認できるのか不思議でならない。中毒者は自業自得なので、書店でたくさん並んでいるキノコの本でお勉強しましょう。ウチの犬のヨーヨーだって、ハタケシメジは区別できるし、口に入れてまずかったキノコはぺって出しています。エライでしょ! #3~4、良い事があったらそうでなくても、気持ちの切り替えスイッチは牛サガリ。加えて今年のヒットは豚肩ロースのもろみ漬け。まだまだ発見はありますね。今年は祝杯を3回やりました。残念会や前祝いはやっていません。残念会は出来た方が釣り旅が楽しくなります。次回は残念会も期待しましょう。残念会の方が話が盛り上がるんですよ。 #5~6、音更町にある柳月のスイートピアガーデン。行く時はお土産中心のお買い物ですが、平日で雨でもこの賑わいです。お店が出来た当初から人気でしたが、またお客さんが増えたその理由は試食です。試食が出来ないと購入しずらいのが本音ですが、ほぼ全商品が試食できるようになりました。そして喫茶コーナーはコーヒー無料。モンブランを2種テイクアウトで喫茶コーナーでまったりです。だって雨ですから。このケーキ類が道内は安いんです。ショートケーキだって200円位のびっくり値段。二人で210円と230円でした。 #7~8、豚丼は「ぱんちょう」が定休日で、「いっぴん」へ。自分達はぱんちょう1番は不変ですが、いっぴんが2番にくい込んで来ました。基本は炭火焼、そして飽きが来ないという事。平日で午後1時は過ぎているのに満席。テキパキした店員の動きは素晴らしい。あえて言えば豚丼に盛りのバリエーションはあれこれ必要ないが、女性向きの盛り量もある。札幌方面に支店を幾つか出店している事を見ると、しっかりした商売勘定も出来ている。味本位で2番にランクインは文句のない所です。残念ながら最下位はどうしても煮豚としか思えない、あの人気のお店です。食べ物は好き嫌いですので、ご了承ください。 #9~10、十勝最後は夜は台風27号の事もあるので早帰り撤収、よって帯広市内泊にして居酒屋さんです。のんびりできればどこでも良かったんですが、自分達は鶏肉が好きなので手羽先でも食べようと。そして宿に帰って、やってはいけないインデアンカレーのお持ち帰り。これで気持ちは充実するというおかしな酒飲みの価値観爆発! 見逃して下さい。 食べ歩きはただの食道楽と思う事なかれ。自分達の営業研修では非常に大切な部分であり、ストレス発散が出来て、解放感が得られ、そして食材研究にもなり、今を知る上で重要な実習になっているのです。などと理由を書きつらっても格好は付きませんが、食べ歩きで得る事も少なからずあるのは本当です。北海道は諸業態のマーケティングの地域になっているほど、色んな業態商品の季節傾向を知る指針になります。これも言い訳ではありますが、自分達が冬に向かうための慣らし運転のようなものになっています。
by yamayukikawayuki
| 2013-10-31 09:19
| 【北海道釣行記】
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