お品書きにはない地酒が入荷しています。昨夏は白河市の有賀醸造のしぼりたてシリーズが好評でしたが、今夏は一気に二段階レベルアップして、廣戸川の純米大吟醸、当宿初お目見えの会津中将純米吟醸の2本です。廣戸川の方は賞を取ってから大ブレーク中ですが、その旨い筋の最終形になる純米大吟醸です。この上にはまだ大吟醸がありますが、純米酒~特別純米~純米吟醸の流れからすると、この純米大吟醸で行き止まりですね。相当にきれいなお酒になっていますが、実にうんまいです。
鶴の江酒造の会津中将は近年昇り調子のお酒です。主に奥さんが杜氏を務め、そのお名前の「ゆり」というお酒も蔵の定番化しつつあります。今回は7月に仙台で開催された日本酒サミットにて、見事に第一位を獲得したそのままの出品作を分けてもらって来ました。シックなラベルにブラックボトルは詰められたお酒を大事にしている証拠です。間違いなく自信作という事でしょう。
2本ともに良いお値段ですが、やまゆき値段ですからご安心下さい。液体が残っているうちしか飲めませんので、あしからず。