先日の台風6号はほとんど影響せず、夜のうちに遠くへ行ってしまいました。夜半にかけてやや強く風が吹いたのを覚えていますが、雨量は普通の雨程度でした。風と雨が雪を溶かしてくれるので、どちらにしても歓迎できる台風でした。雪が消えたら川の状態はどうなっているのか、いそいそと状況の把握に出掛けなければなりません。これも大切な仕事です。
例年通りの巡回コースで、ニリンソウが咲いているだろうと思われる川を選んでみました。着いてみると時期的に花の盛りで、車を降りて準備している遠目からも、花が確認できます。コゴミも追加で確認、こりゃ良い収穫に恵まれるかも。コゴミは約1カ月の間、お世話になっています。お客様も喜ぶぞ。
あまり魚釣りはしませんでしたが、15cmほどのヤマメを1尾、8cmほどのイワナを1尾、ライズを2回見置きして、ニリンソウの川でのお仕事終了。山菜採り60分、魚釣り20分。収穫は、コゴミ、ミヤマイラクサ(アイコ)、ソバナ、そして本命のシドキ(モミジガサ)。ニリンソウも美味しい山菜ですが、採るのに面倒なので手を出しません。
帰りに当宿の近くの川で追加調査。約1時間の釣りで、水況、ハッチ、ライズ、川底を確認。今年は怪我なく歩きやすいですね。もう新規さんのフライ客を受付けても良さそうです。と言う事で、「ドライ解禁!」宣言としましょう。GW連休前からもドライの釣りは出来ていましたが、8fのロッドが振れる場所が出来ましたので、これで心配なしです。気温が高温続きで雪解けが加速度的に進んでいるようですし、これからどんどん面白くなりそうです。