タイトルにはあるもののハスの花の写真はありません。被写体との距離的にコンデジの限界でしょう。会津高原に移住して10何年ですが、恥ずかしながら矢ノ原湿原は初めてです。こじんまりしていますが、今年の夏の雨の影響でしょうか、しっかりと水を蓄えたままたたずんでいました。9月の頭で平日なんて通る車もいないだろうと思っていたら、2台も。単に抜け道であるとも言えますが、そうでもない。他県ナンバーでした。湿原は梅雨の季節の色合いとも感じてしまうほど、落ち着いています。紅葉前の静けさです。
本当の目的は新しい蕎麦屋さん。2010年にオープンした喫茶店ですが、お蕎麦も手打ちで出してくれます。湿原のほど近く、国道沿いにあって、道々案内看板も出ています。「ファーマーズカフェ大芦家」の佐藤さんご夫婦は、人柄優しく、気遣い、穏やかな大人な方です。お店を開業し半年で大震災ですから、ご苦労も多かったと思います。
”お蕎麦かうどんを頂きたいと思うのですが”と尋ねると、”お蕎麦にして下さい、手打ちでやっています”と。なのでざるの大盛りをお願いしました。実は普通で500円、大盛りで800円。安すぎです。少し量を増やして普通で800円、大盛りで1000円にした方が良さそうです。蕎麦好きや蕎麦難民には逆に不安になりそう。”やまゆきかわゆきに聞いて”と言えば、気持ち良く応対もしてくれると思います。もちろん、ウエーダーでも大丈夫そうね。
枝豆は季節もの。プリッとしています。生ビールが欲しくなります。だって盆地でしょ。梅雨からは雷雨があるでしょ。そうなったら大芦家さんに避難するでしょ。コーヒーで温まるでしょ。昼時なら蕎麦食べるでしょ。ビールでしょ! 私だけかな?