例年よりも2週間待って現地調査に出掛けました。林道を歩いていると、まだ生き生きとしたコゴミの大株がバッと開いていて、季節のずれを感じます。水量は1.5倍でしたが、源頭部には雪はなさそうなので、雨が降らない日が続けば、ベストの状態になりそうです。水量1.5倍では流れの中からの反応は薄いようです。倒木や灌木は多いですが、ガチャガチャした感じは受けないので、2011年7月の新潟福島豪雨災害の痛手から川も落ち着いて来ました。
なかなかのパワフル、本流物と見まがう筋肉質、27cmですがもうこれで満足です。でも今日の調査は始まったばかり、釣りは続けていきます。結果、10~15cmの個体が半数を占めて、魚影の復活を確信! 自然はすごいし、素晴らしい。バブルラインよりも漂うバブル集団の方が反応が多く帰って来ます。そんな反応のひとつに、32cm。ご褒美を頂きました。
久しぶりの撮影タイムでした。水は冷たいですが、掛かったイワナのトルクはナイスファイト! まさに本流並みのイワナ。水流は本流の強さと勢いがあるので、イワナも耐えうる力をつけて、こうなっちゃうのね。水深のあるポイントはまだ時期が早そうですが、自信を持ってGOサインです。そして退渓の堰堤。この倒木たちはもう何年も流されていません。堰堤の上から落ちて来た物ですが、落ち場所が悪かった。一言、邪魔。
帰り道に美しいウスタケを確認。こんなに立派できれいなウスタケは見た事がありません。ウスタケにも撮影タイムです。このウスタケ、食すには不適です。見て楽しむだけにしておきましょう。同じ仲間のクロラッパタケなんかは、美味しい食菌です。家の裏に出ますが。