時間が出来たので釣り場の新規開拓、車で30分位の場所にある渓流です。昨年初めて釣りをしましたが、今回は少し上流部へ入渓します。当初は下流部へ行こうと思っていましたが、車を隠すように止めているエサ釣りさんがいたので、避けてみました。アスファルト舗装のきれいな道が沿っているのであまり気乗りはしませんが、想像していたものより雰囲気を持った渓流でしたので嬉しかったですよ~。イワナは5尾、最大は25cm弱位。4尾目のイワナを写真に納めようとしてあ~だこ~だしていたら逃げられてしまいました。4尾目は大きくはないですが、20cmちょっとのサイズで真っ黒助な個体でした。
水量は通常の倍近くあったと思いますが、岩に苔が付いていて、先入観をくつがえす良好な渓流です。道が沿っているので魚影は決して多くありませんが、丁寧な釣りをすれば2時間で10尾のコースになりそうです。水量の影響もあってか、ほぼ巻き中心のアタリがイワナの棲み家らしい。イワナはイワナらしく、生きています。黒助イワナはサビではなく、超ビビりながら生きているので、けっこうな物陰にじっとしていたんでしょう。水量が落ち着くとめったやたらには姿を見せなくなりそうです。
マスタケの幼菌が発生していました。週末のお客様のおかずにしようかと悩みましたが、黒助イワナを見た後なので、そっとしておきました。ほかにも、ナラタケモドキ(通称サワモダシ)、雄ジカの角付き頭蓋骨など、良いものたくさんありましたが、すべて自然にお返しします。そんな日も良いでしょう。