もうすぐ渓流解禁ですが。

 福島県の渓流解禁が迫って来ました。お問合せのお電話を頂くこともたびたび、皆さんそわそわしていますね。それもそのはず、4/1から一般食品の放射線規制がより厳しくなる事を受けて、解禁延期の釣り場が出てきているニュースで、気が気じゃないのでしょう。「釣りが出来る出来ない」の前に、一人の国民であることを十分に認識して下さい。そして、あなたが釣りをする前に、釣り場のある地元が最も大切であると、きちんと理解して下さい。





 会津地方の解禁状況ですが、県からの放射線検査発表で、南会津東部漁協がまず例年通りの解禁を決めました。これを受けて年券は販売されています。自分の思うところ、東部漁協はエリアが広く川も多いので、もう少し各河川について検査する必要があったと思います。ただ、「釣りが出来る出来ない」という事だけを考えているのであれば、別に気にする事もないのでしょう。

 檜枝岐村漁協が先週に予定通りの解禁を決めました。檜枝岐もエリアは広いですが河川は少なく、長く雪に閉ざされてしまう現実があります。檜枝岐は2ヵ所でイワナを採捕し検査するという今時点で出来る内容の検査をしました。その結果、ほぼ「検出せず」となり、問題なく解禁の判断が下りました。

 さて肝心な南会津西部漁協の件ですが、ただ今検査進行中です。支部ごとに対象渓魚を採捕し、漁協本部で一括して県の検査に回すのですが、支部ごとに積雪量が違うため、仕方なく何回かに分けて検査に進めています。その中でも早かった南郷支部のヤマメについて結果が出ています。結果は問題なく規制値を下回り、クリアでした。詳しく教えてもらったところ、南郷支部のヤマメは小屋川のヤマメでした。実は西部漁協エリア内で最も放射線が高めな地区が南郷地区「山口」の0.13です。そこのヤマメがクリアですから、これは安心できます。今秋には他の支部の結果も出ると思いますので、西部漁協としての解禁の決定はもうすぐです。ちょっとやきもきしていたお客様にあっても、もう少し正式発表をお待ち下さい。

 西部漁協では観光地ゆえのデリケートな対応をしています。まさに単純に「釣りが出来る出来ない」では済まされない事情です。何か小さな事案でも放射線の規制値超えが出てしまうと、家族客はその土地自体を避けてしまう傾向は否めません。山と川と雪が観光資源な奥会津では、雪は放射線数値を下げますが、春の訪れとともにやってくる渓流釣りが観光の始まりとなります。石橋を叩いて渡る西部漁協は、正しい決断をし、正しい手順を踏んで、奥会津の安心を届けようとしています。これによって解禁決定がギリギリになろうとも、決して皆さんの気持ちを裏切る事ではなく、前向きに取り組んでいると受け取って下さい。西部漁協では年券の販売は、現時点では控えています。でも、今週は看板立てや解禁直前放流など、忙しいぞ!
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 お客様からのお問合せに答える形で今回お知らせしました。そんな3月末ですが、まだ春スキーシーズンです。おかげさまで毎週末お客様がいてくれて、自分達なりに頑張っています。昨夜から今朝にかけては吹雪! 吹雪ですよ! 木々にも湿った雪がくっついちゃったね。
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by yamayukikawayuki | 2012-03-26 10:01 | ≫フライフィッシング/川遊び | Trackback | Comments(0)
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