昨日、炊き出しおにぎりの依頼個数が減りました。これは喜ばしい事です。もうすぐ炊き出しおにぎりは終わりになる感じです。ご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございます。またおにぎりの活躍する場面の目撃報告がお客様からも届いています。はるな愛と一緒に頑張っていたところをニュースで放送されたそうです。場所は二本松市の避難所でした。南郷トマト箱はそこそこ広範囲で出回っているんですね。国道4号線を上ったり下ったりです。
福島県庁発表の被害速報をPCでチェックしていますが、1週間前に出された県内避難者数は13万人超、先週末には8万人超、今週に入って3万人超と減っています。”あれ、どこ行ったのと?”と思っちゃいますが、今週の3万人超は県内、2万人超は県外です。この状況はには、今後の生活を考えて避難者が動き出している事が分かります。前を向いて、物事を考える家庭が増えています。
舘岩小学校にも編入される子供たちがいます。会津若松市では廃校をそのまま学校として、大熊町が使用するそうです。大熊町の集団避難は2000人超ですから、子供たちもそれなりの人数がいます。スキー場を開放してくれた所もあり、浜通りでスキー経験のない子供たちには、笑顔があふれる事でしょう。
さいたまスーパーアリーナの双葉町はアリーナで議会を開き、4/1から廃校になった騎西高校校舎に移ります。このように避難所と言っても期限がある事も多く、檜枝岐村に滞在している子供たちも今月内までの予定です。大人も子供も次の生活へ進もうとしています。
大人はまずはハローワーク通いになります。でも印鑑から証明書からすべてを無くしてしまった家庭も多く、かたぐるしい申請すら容易ではありません。手続き上の優遇措置も必要となって来ています。
さて、こちら会津にあっては、4月1日はそうです、渓流釣り解禁です。ようやく年券が届きました。釣り人の仕事が釣りに行く事であるならば、東北に釣りに来て下さい。皆さんの訪れてくれる姿が、東北を前向きにさせてくれると思います。福島の渓流釣りは浜通りからというのが一般的ですが、事情は厳しいままです。少し休んで何も変わらないいつもの会津からスタートです。準備はしておいて下さい。